短編
□甘い一時
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今日は生徒会室に呼ばれた。そして今は生徒会室にいるところだ。ちなみに中にいるのは、一樹と桜士郎と金久保先輩がいる。とついでに俺も。えっ?俺は今何してるかって?今は会長専用の椅子で一樹の膝の上で仕事をしている訳だ。ちなみに一樹は抱き締めて俺の背中に顔をおいている。
「彰ー相手しろー」
「悪いけど、仕事中」
俺はそのまま一樹を無視して、さっさと仕事を終わらせて帰ろうかと考えているところ。無視をしている俺に桜士郎と金久保先輩は2人顔を見合わせてクスクスと笑っている。何処がおかしいんだか。
「一樹〜彰ちゃんに相手されてないねーくひひ〜」
「彰ちゃんは一樹より仕事の方が大切そうだね」
「その通りです」
と俺ははっきり一樹に言ってやった。すると一樹は泣きそうな顔で背中に顔を埋めてきた。てか背中でそれされると、仕事の邪魔になるじゃないか。全く…仕事がはかどらない…。とりあえずなんとか早く仕事を終わらせたかったので、急いで取りかかった。
「よし、終わった」
いつの間にか辺りは部活が終わっていて皆帰っているところだった。ちなみに桜士郎と金久保先輩は先に帰るねと言って帰っていた。今の状況は俺と一樹しかいないと言うことになっている。ちなみに一樹はというと気持ち良さそうに俺の背中で寝ていた。全く人の背中でで寝るなよと思いながら一樹の方を見た。さすがに起こさないとヤバイなと思って一樹を起こす事にした。
「おい、一樹起きろ」
「んっ…あぁ…まだ眠い…」
「おい、置いて帰るぞ」
と言ったら一樹はすぐに顔を上げて、俺の方を見てきた。確かに眠そうな顔をしていたのがわかった。
「彰、キスしてくれ」
「あぁー…はいはい…」
たく、お前は何処の子供だよっと思って俺は身体を一樹の方に向けた。そして顔を近づけていって、キスをした。最初は触れるだけで終わったが、後からだんだん激しいキスに変わった。口の隙間を開けたら、一樹の舌が入ってきて、舌を絡めながらキスをし続けた。
「んっ…はぁっ…」
「はぁ……」
なんとかようやく離してくれた。そしてそのまま抱き締めて来た。帰ろーと言ったけど一樹が帰りたくないといい始めてきた。おいおい…何処の子供だよお前は…仕方ないから、少しの間このままでいることにしたのであった。