日常編
□標的2
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《ツナ視点》
リボーンが来てから数日。
パンツ一丁の告白騒動もおさまり、綱吉は並中のもう1人のアイドル、笹川京子とも友達になることができていた。
『綱吉おはよー』
「おはようっ」
『ねぇねぇ、今日うちのクラスに転入生来るんだって!』
「転入生?」
『うん。昨日私が日直日誌出しに行った時に近くにいた先生がね
本当は生徒には言っちゃいけないんだが神崎は特別だぞって教えてくれたの。この学校優しい先生もいるんだねー』
その先生絶対りくのこと狙ってるよ!!
めっさ下心だよ!!
綱吉は心の中でりくにツッコミを入れながら
「仲良くなれるといいよね」なんて言って、転入生を楽しみにしているりくに内心ドキドキしていた。
やっぱかわいいよなぁ…。
ガラッ
「席につけー」
言いながら担任の先生が教室に入ってきた。
それに続き、見知らぬ男子生徒も入ってくる。
「えー、今日は転入生を紹介する。イタリアに留学していた獄寺隼人君だ」
「ちょ…かっこよくない〜?」
「帰国子女よ!」
「(ふーん。女子ってああいうのがいいんだ〜)はっ!りく!?」
綱吉は女子が騒いでるのを見て慌ててりくの様子を伺い見た。
転入生のことじっと見つめてる!?
転入生を見つめるりくに綱吉はショックを受けていた。
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