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□アメ色の恋
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「葵ー」
『は、はい!』
私はボンゴレ独立暗殺部隊ヴァリアーに所属しています。
憧れのこの部隊に入隊したのが約半年前のこと。
ここには個性豊かな人たちがいっぱいで、波瀾万丈な毎日を送っています。
そのなかでも最近特に多いのが…
「これ、スクアーロ隊長に持ってって」
『で、ですがベル先輩。報告書はご自分で持っていかれた方が…』
私の直属の上司、私と同じ嵐属性のベル先輩のお手伝い。
…と、言う名のパシリ。
「細かいこと気にすんなって。んじゃいってらっしゃーい」
『わわっ!』
ベル先輩に背中を思いっきり押されて転びそうになりながら、私はスクアーロ作戦隊長のところまで走った。
こんな私には誰にも言えない秘密があるの。
アメ色の恋
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