Novel
□ラッキー?アンラッキー?
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「レビィちゃん!さっきの音ってきゃあっ!ちょ…ちょっとガジル!!」
音を聞きつけたルーシィが書庫の扉を開けた途端に、ガジルが猛ダッシュで走り去って行った。
「ったくもー。なんなのよ…ってレビィちゃん?」
(…何…?)
ドキン…。ドキン…。
(さっきの…なに…?)
顔を真っ赤にして座りこむレビィ。
ドクン…。ドクン…。
(何だ…!?何だ…さっきのは!!?)
ドクン…。ドクン…。
(俺はいったい…何をしようとした///!!?)
耳まで赤く染まり、マグノリアの街を走り回るガジル。
この二人の気持ちが通じ合うのは、また別のお話…。