short dream

□冬は人肌が恋しくなる。
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「ぎんさぁぁん?」



「あ?」









「寒いよぉぉぉ!!!!!!」


「知るかよ!!!!!」









今は冬。


私は寒いので、万事屋に寄生中。






…とかいっても、実はここも寒いんです。


でもあたしの家よりは暖かいから。






「ねぇ銀さん?
何故この家はこんなにも寒いのだい?」



「ん〜それはね雲雀ちゃん
暖房が壊れているからだよ。」





「じゃぁ買ってよ〜〜〜〜〜!!!!!!!!
あたし寒くて死んじゃう…凍死するぅぅぅ」


「だったら家に帰れ!!!!」



「家のほうが寒いんですよーーーーーー!!!!!!」
















私の家は、暖房が一つしかない。




なので、私の部屋の気温は常に5度前後。



素晴らしい…でしょ?













「はぁ…あのなぁ、雲雀?
万事屋は万年金欠なの、お前も知ってるだろ?
だから買うのは無理だ。

だからと言って直すにしても源外の爺のとこにまで行くの寒いからいきたくねぇんだよ」




「そんな事言ってたらこれで年越すことになるんですけど…」




「うるせーな

寒くないと思ってりゃ寒さは無くなるんだよ」




「あぁっ!!!!
またテキトーな事言ってるし!」



「あんだと!!?
今の発言の何処がテキトーなんだよ!!!」




「全部だよ!!!無責任な発言ばっかして何にも行動しないから依頼も来ないんだよ!!

全ては銀さんのせいだぁぁぁ!!!」


「お前何でも物事を人のせいにするなって昔母ちゃんから習わなかったのか!!!」



「あ〜もうそれとこれとは別!!!
じゃあこうしよう!!今から寒いって言ったら明日何かおごる事!」




「望むところだぁ!!」












的なカンジで、ゲームが始まるんだけど。

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