短編GO。

□ハマりましたね
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『神童!』

「!!」


神童は少し飛び上がった

驚いているようだ


「なっ…なぜいる」


神童は振り返って私の手の中にあるものを見て冷や汗をたらした


「ポッキー?」

『ん!』


そう ポッキー!

私はクッキーの方をくわえると神童の隣に座り近づいて先端を器用にゆらしてみせた


「くっ、食えとでも?」

『おう!』


神童は心底い嫌そうに顔をしかめた。

私は神童にもっと近づいた


『ほれ』


私が神童の目をただひたすら見ていると神童の顔が紅潮していった…


かわいい


それでも見ていると神童は目をかたくつぶって、ポッキーのチョコの方にかじりついた。


いや…かじったんじゃなくて、くわえた。


真っ赤な顔をして目をかたくつむっている神童…れ、レアぁ


よし、もうちょっといじめてやろ!

フフフ…


『神童からかじってよ』

「ふっ…ふえぇ!?」


あ、目開けた…。

あ、涙目!

かわいいかわいいかわいいかわいい…


『ね。』

「う…うううー」

『ほら』


…ほら、かじれ…


「ん…んんんんん…っ」


か、かじったー!!!!


え?しかも早ッ!

なんだお前、実はポッキー好きかっ!?


うわ―――――!


…ん、


「ん」

『ん』


「『うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』」


私達は同時にとびのいた

いつの間にかポッキーゲームは終わっていて

本来ひっつくべきものは触れ合っていた。


どんだけ食べるの早かったんだ。。。!


「…ごめん」

『あ、いや…』


しばらくの間


『あ、う…う…』

「楓!!」

『…ん?』


「もっかいやっていい?」


『……ん?』

「…。」

『………え、えぇ?えぇぇぇぇぇぇぇ!?』

「いいだろ?だって最少は楓がやり始めたんだから」

『それは…まぁ、そうだけど?』

「じゃあ、いいよなー」(黒笑)

『えー…』

「ほら、二本」


神童が私に向かって手をさしだした


『は?二本??』

「いっぱいあるんだろ?たしか50本くらい」

『・・・。』


くわしいな、おい。

やっぱコイツ ポッキーすきだな


「あ、やっぱ口に突っ込める分だけ欲しい」

『よくばりかっ!?なんでだよ!』

「…聞きたいのか?」

『急に弱気になんなよ、聞かせてよ!理由!』


「…口がいっぱいになったら楓の心も俺でいっぱいになるかなって」


『…』

「そんな理由じゃダメかな」

『…くさっ!』

「え!?」

『セリフ…くさっっ!』

「Σ」


『いーよ。神童も私でいっぱいになーれ!』


私は神童の口に入る限りのポッキーを一気に突っ込んだ


数本落ちた


私はその何本もの先端をくわえた。



((正直ツラかった))
((うん。やっぱいっぱいとかやめよ))
((普通に食べよ))
((うん。))
((モグモグ…))
((あ、あと…楓の言葉、くさかった))
((黙れ…っ))
((うん、ごめん…モグモグ))


-END-

★あとがき☆

ポッキーの日にあげれなくて今頃なのは気にしないでください。。。
駄文すみませんでした。


20111203

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