12/24の日記

00:44
コードブレイカー×メイちゃんの執事
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「なぁメイ。俺は…なんなんだろうな。」

「はぁ?なにいってんの、いきなり。」

「“私”として生まれ“俺“として育たれた。そして存在を消されながらも大人達の都合で“柴田剣人”として生活している。」

「メイー!!ここにいたのか!!」

「大丈夫?!メイ!」

「メイ様!…っ剣人?!」

「メイ、お前は随分前から狙われていたんだよ。本郷の血筋だということはとうの昔にバレていたんだ。」

「「「?!」」」


「どういうこと、柴田!!」

「剣人!!」

「…こういうことだよ。」

剣人が振り返った先には一人の男が拳銃をこちらに向けて立っていた。

その拳銃の先には――――

「メイ様!!」

「動くな!!!!」

メイを守ろうと動こうとした理人は止まった。
泉達や他の執事も緊迫した表情で男を見る。


「貴様には怨みはねぇが…ワリィな。本郷の孫が生きてるのはこちらとしては不利なんでね。」


「さよならだ、本郷メイ!」


理人は怪我をして動けないメイを庇う為に駆け出した。

誰もが覚悟をした。

だが…


「うわぁぁぁぁぁっ!!」


「!!!」

「あ…れは?!」


男の拳銃を持っていた手にはたくさんのナイフが刺さっていた。

有り得ないくらいの痛みに男は拳銃を捨ててうずくまる。

その姿に近づく剣人がいた。

「よう、クズ。」

「あ゛ぁが…。」

「テメェは本郷メイを誘拐し、終いには殺そうとした。エデンは怒ってんよ。」

「…聞いたことがある。」

「根津っち……?」


剣人は髪を引っ張る。

ふわふわのショートカットな髪が重力に逆らわずに落ち、そのかわりに現れたのは。


「日本の国会議事堂には裏があり…。」


深い緑色のゆるいカールがかかったミディアムの髪。


「戸籍も全て存在しないー…。悪という悪を全て消す。」



「異能を持つ、存在しない者。」



「―――目には目を。歯には歯を。


悪には制裁という名の地獄を!!」


「コードブレイカー…!」



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コードブレイカー×メイちゃんの執事

柴田剣人
男として育たれた女の子。小さい頃に異能の力が目覚め、それから戸籍を消されてコードブレイカーになる。

女ということ・戸籍がないこと・コードブレイカーということは柴田夫妻とじいちゃん、本郷のタヌキさんだけ。

コード:07。異能は瞬間移動能力-テレポート-。

かなりの力を持ち、自分自身・一度触れたものは自由な所へ移動させることが出来る。

常にナイフや銃を携帯。

リヒケン展開!

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