長編
□女神による大空の為の復讐劇《本編》
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「や・・・んな大変なことはしてねぇ・・・よ？」
「怪しいことこの上ないです。ゼウス、ハデスは一体なにをやらかしたの？」
「ああ、コイツさ〜別世界の人間を違う世界にトリップさせたぜ。」
「本当に何をやらかしたのですかっ!?」
さらり、というゼウスに天照はハデス並みに顔色が悪くなった。
別世界の人間を違う世界にトリップさせる。
いえば簡単に聞こえるが、女神・神々の中では一番のタブーなのだ。
そしてそれを正しき道に補修するのはそのやらかした神の担当なのだが・・・・。
「あろうもことか、その少女に贈り物をしてしまったのですね。」
「だって、その方が楽しそうだし・・・天照いたい。いたいいたいいたいっ！首が絞まってるからっ！」
「で、その少女はどこへ行ったの？」
「あ、無視？無視なのね!?」
「聞いて驚くなよ、天照。コイツがトリップさせた場所は・・・。」
貴様ら最上位女神の愛し子と大空の子がいる世界だ！
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