宝箱
□明けましておめでとう2015
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「で、では、正月らしく、羽根突き大会を始めたいと思います!3組に別れて対決します。まずは、あんていくチーム!...僕と...トーカちゃんか。頑張ろうね」
「フン、羽赫のあたしに任せな。墨でベッタベタにしてやるよ」
「はは...頼もしいよトーカちゃん。ええと、2つ目は、アオギリの樹チーム!ヤモリさんとニコさん!」
「うふふ、私の華麗な動きで相手を翻弄するわよ、ねっ、ヤモリ!」
「任せるよニコ」
「ちっ、俺は出れねえのかよ...。折角馬鹿姉貴を墨漬けに出来ると思ったのによぉ」
「私も残念だよアヤト。どっちが羽赫として優れてるか教えてやれたのにね」
「ええと、姉弟喧嘩は程々に...!」
「羽根突きなんて下らないものを何で喰種がする必要がある、なあエト」
「まあまあ、ノロさん見たそうだし、楽しもうよタタラさん」
「次、いきますよ?もう...。3つ目は...CCGチーム、です...。メンバーは亜門さんと、アキラさん...」
「亜門上等、君は突っ立って見ているといい。父の敵のラビットとやらを討ってみせる」
「いや、突っ立っている訳にはいかない、眼帯がいるんだからな。...眼帯、覚悟するんだな」
「おお〜、喰種がいっぱいいますねぇ〜。殺っちゃダメです?篠原さん」
「ダメダメ、出場者は亜門とアキラ!それ以前に今回は羽根突き!頼むから大人しくしてくれよ...什造」
「ちぇっ、了解です〜」
「亜門先輩...!絶対勝ってください!真戸より目立ってください!」
「滝澤、それは味方に対する応援とは思えないが」
「アッキーラ、タッキー!喧嘩しない!ああ...チームワークが喰種より足りないんじゃないのか...先が思いやられるね、トホホ」
「よしよしです、篠原さん」
「ええと、じゃあ...始めていいですか。まず、ジャンケンで対戦相手を決めます。トーナメント形式で、ジャンケンに一抜けしたチームが、一試合だけになります」
「アンタ、ジャンケン弱そうだから私がやるよ」
「え、お前大丈夫かジャンケン俺に一度も勝ったことな」
「うるせえクソニシキ」
「ジャンケンもニコに任せるよ」
「んもう、人使い荒いんだからっ、ヤモリったら!♡」
「亜門上等、ジャンケンは任せる。君なら楽勝で一抜けだろう」
「プレッシャーをかけないでくれないか、アキラ...」
「じゃ、じゃあジャンケンする人は前へ...。僕が言いますね。最初は...グー、じゃん、けん、ポン!」
「ああら、私1人勝ち〜♡どうどう、ヤモリっ」
「やったね、ニコ」
「勝ったアオギリの樹チームは決勝戦出場決定です。(面倒だな...アオギリは自滅して欲しかった)ジャンケンに負けた僕たちあんていくチームと、CCGチームは対決するので並んでください」
「おい...お前が負けたせいでカネキから心の声もれてるぞ」
「馬鹿だなニシキ。あれはカネキの声じゃなくて、月山だよ」
「その通り霧嶋さん!カネキくんの心の通訳をしてみたのさっ!」
「そんなことしてる暇があったら羽子板のチェックして下さい」
「すまないカネキくん!だが最高級の羽子板を用意しといたよ」
「月山...お前変わったな...」