日常編「最強ヒットマン」

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山本はリボーンを
自分の肩にのせた

ツナが触れただけでも
半殺しにされるのに
山本の前では
借りてきた猫みたく
いい子のフリをしている




「ファミリーの
10代のボスはツナなんだ」


「っほー
そりゃまたグットな人選だな」


『……』


「よーし わかった
んじゃ俺も入れてくれよ
そのボンゴレファミリーってのに」




その言葉でリボーンは
ニカッと笑う




「えー!!
や…山本!!?
何言ってんの!?」


「ちっ」


『俺は反対だな…』


「「「!!!?」」」




あまりの恐ろしい声で
リボーン以外の奴らは
ゾクッとした




『大体リボーン!!
お前は何を考えてるんだ

山本は一般人…!!
ヒットマンですらないんだぞ』


「ヒットマンじゃなくても
ファミリーに入れるぞ」


『そういう意味じゃない!!
コイツがファミリーに入ったら
足手まといになるだけだ!!』


「じゃあ足手まといに
ならなきゃいいんだな」




リボーンがニッと笑う




「なら山本にはまず
入ファミリー試験を受けてもらうぞ」


『はっ?』


「っへー
試験があんのか本格的じゃねーか」


『ちょっと待て何勝手に…』


「試験に合格しなくちゃ
ファミリーに入れないからな」


『だから勝手に…!!
(…ん?まてよ……
山本が試験に受からなかったら)』




アスナの目が
一瞬光った




「ちなみに不合格は
死を意味するからな」


「ΣΣんなーっ!!!」


『ツナ…マフィアってのは
こういう世界なんだよ』


「ΣΣ何 言っちゃてんのー!?」


「ハハハ マジで面白いな
気に入ったぜ」


「試験は簡単だ
とにかく攻撃をかわせ」




そうリボーンは言うと
銃を出した




「んじゃ はじめっぞ
まずはナイフ」




リボーンはナイフを投げた

それを危機一髪で避ける山本




「ま!!まてよリボーン!!
本当に山本 殺す気かよ!!」


「まあまてツナ
オレらもガキん時
木刀で遊んだりしたろ?

いーじゃねーか つきあおーぜ」


「(まだ子供の遊びだと
思ってるー!!)」


『その天然さムカつく…(怒)』


「ボスとしてツナも
手本を見せてやれ」


「はぁ!!?」


「そいつぁーいい
どっちが試験に受かるか競争だな」




 
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