日常編「最強ヒットマン」

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『(努力……)』




山本の顔が
いつものように明るくなった




「篠崎も
そー思うだろっ?」


『……思うわけねぇ』


「…?」


『確かに努力したら
成功するときもあるが…

それ以外にも大切なコトが
あるんじゃねーか…?』


「……大切なコト…?
それって何なんだ…!?」


『自分で見つけな…
俺は教えねぇ…』




話を終わらせ
家に帰ろうと歩き出した




『(努力じゃあ人は変われねぇ…)』




―――‐‐…




ガチャ…




『帰ったぞぉ…』


「あら お帰りなさいっ」




家に帰ったらママンが
出迎えてくれた


二階に上がると階段で
ツナにばったり会った

ツナの顔を見ると
何だかニヤニヤしていた




「アスナ…
今日 帰るの遅かったんだな」


『少し説教をしてたんだ』


「へー…」




ツナがアスナを横切り
下に降りようとした




『努力じゃ何にも変わらないぞ〜』


「!!?」




アスナの言葉に
反応したツナ…




「な…なんでそれを…」


『さぁ…何のことだろうな…?
嘘つき君…((ニヤリ』


「…((ムカッ(怒)!!
何だよ!!
言いたい放題 言っちゃってさ!!

友達が困っているのに
ほっとけなかったんだよ!!」


『嘘をついてまでか?』


「……!!」




ガッッ!!!!




「うわっ」




アスナはツナの胸ぐらを掴み
壁に押し付けた




『いいか小僧…
これだけは言っておく…

いずれは その嘘が
後悔を生むことになる…』


「…!!?」




アスナの目つきは
鬼のように鋭かった

ツナはあまりの恐ろしさに
声もでなかった




『俺は嘘が嫌いだ』




そう言って自分の部屋へ行った




「お前が感情的になるとはな…」


『リボーンか…
いつ俺が感情的になった…?』


「今だ」


『………』




率直に答えがでたので
言葉がすぐ返せない…




「昔のことを思いだしたのか?」


『別に…』


「お前は人に心を
閉ざしすぎだ…

少しはツナや他の奴らに
心を開いてもいいんじゃねーか?」


『黙れ…』


「それにお前は…バッッッ!!!!




机にあった銃を持ち
リボーンに向けた




 
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