ヴァリアー編「最強ヒットマン」

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がはぁっ!!!




大量に吐血するXANXUS…
誰もが目を疑った




「(9代目は……

これをオレに伝えようとしていたんだ

9代目はXANXUSを……)」


『(XANXUSの血を拒む……
まさか……!!?)』




アスナは何かに気がついて、XANXUSを哀れんだ目で見た




「ぐふっ

さぞ…かし…
いい気味だろうな!


ぶはっ
……そうだ


オレと老いぼれは
血なんて繋がっちゃいねぇ!!



『………』


「う…ハァハァ
ハァ…」




ツナの死ぬ気の炎が消えた




「XANXUS………」


「同情すんな!!!
カスが!!!」


「…オレにはわかるぞぉ…」




スクアーロが口を開いた

その言葉はグランドにも響いた




《おまえの裏切られた悔しさと恨みが…
オレにはわかる…》




スクアーロの声に一同驚いた




「生きてやがったのか…
カスザメ……

…………
わかる…だと…


てめーに…
オレの何がわかる………

知ったような口をきくんじゃねぇ…」


「いいやわかる!!
知っているぞぉ!!」


「なら言ってみろ!!

オレの何を知っている!
ああ?」


「…………」


「言えねーのか!!」




スクアーロはためらいながらも口を開いた




「おまえは下町で生まれ
生まれながらに炎を宿していた

そして おまえの母親はその炎を見て
おまえが自分とボンゴレ9代目の間に生まれた子供だという
妄想にとりつかれたんだぁ」




 
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