ヴァリアー編「最強ヒットマン」

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霧のリング争奪戦の翌日の朝…

アスナはある家の前の玄関に来ていた




ガラガラ…


『!!』


「ん…?」




ドアが開き、そこには山本のオヤジがいた




「なんだアスナちゃんじゃないか!
武の見舞いかいっ?」


『え…いや、その』


「ほらっ
そこで立ってねーで、家ん中入んな」


『Σえ!?
ちょちょちょ……っ!!!』




ムリヤリ?山本のオヤジに引っ張られ中へ入ってしまったアスナ




「おい武ーっ!!
友達だぜっ」


「友達?
ツナか…?」




着いた先は山本の部屋だった
中を見ると山本が横になっていた

アスナは山本のオヤジの後から部屋に入った
そして山本と目があった




「おっ、篠崎か!」


『よう』


「んじゃ、アスナちゃん ゆっくりしてってくれよっ」


『は、はあ…υ』




そして山本のオヤジは山本の部屋を出た




「いやぁ〜
篠崎が来てくれるなんて予想外…」


『目…』


「?」




アスナは山本のケガをしている片目を見つめた
悲しそうで、まるで自分のせいかのような顔で山本を見ている




「あ、これか?
ロマーリオのおっさんが心配ねーって」


『……そうか…』




アスナは隣にあったイスに座る




「この後、修業あんのか?」


『ああ…』


「あの男に修業つけてもらってんのか?」




あの男…
ダレンのことだとすぐわかった




『そうだ』


「そっか、修業頑張れな」




山本は何か聞きたそうだ
でも 遠慮をしている…

もうアスナについて
何も聞かないと思っているのだろう…

あれだけ拒絶したのだから……




『………』


ギュッ―…


「??」




 
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