ヴァリアー編「最強ヒットマン」

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「!」


「あ…あれが…
20年後の………?」


『へぇ〜』




ツナ達の目の前には20年後のランボがいた
20年後のランボは10年後より凛々しく、大人びていた




「やれやれ この現象

夢でないとすれば
ずいぶん久しぶりに10年バスーカで過去へ来たようだ」


「ホントにアホ牛か」

「なんだかランボ…
たのもしいよ…」


『そうかぁ?』




20年後のランボの耳にツナ達の声が聞こえてきて、20年後のランボはこちらを向いた




「あなた達にまた会えるとは…
懐かしい…
なんて懐かしい面々……

泣きそうだが
感傷にひたっている場合ではなそうだな

野蛮そうなのが ひどくにらんでいる」




レヴィが背中の武器を持ち、20年後のランボを睨んでいた




「おまえが誰だろうと
消すまでだ」


「………

昔のオレは相当てこずったようだが…」




ランボは地面にあったリングを持った




「オレはそうはいかないぜ」


「ほざけ

消えろ!!」




レヴィの言葉と同時に背中の傘が宙に浮き開いた




「やばい!
また あの技だ」


『(さて…
10年後と20年後の変わりっぷりを見せてもらおうか…)』




20年後のランボは宙に傘が開いて攻撃してくることを知らない…




「傘を開かせちゃったら、もう決まりだな」


「レヴィ・ボルタを回避することは不可能

あの電気傘(パラポラ)は前周囲を死角なく覆い

ひとたび攻撃が当たり出せば7つの電気傘(パラポラ)が
おのおのに受けた電気を一気に叩き込む

まさに一撃必殺の技

レヴィは この技でヴァリアーの幹部7人に引き上げられたんだからね」


ピシャア!!!




傘に電気が落ちた




「くっ」


「死ね」


ババババババ!!!!


「ぐわっ」




だが20年後のランボに襲いかかる電撃はこれだけではなかった




 
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