ヴァリアー編「最強ヒットマン」

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ドサッ!!!




メタル・ニーが壊され
床へと落ちていったルッスーリア




「お……お兄さんのパンチが…」


「うぎゃあああ!!!」


「決まった!!!」


『おっしゃっ!』




アスナは嬉しさのあまりイスから立ち上がった




「う…うそよぉ!
メタル・ニーが砕かれるなんて!!」




ルッスーリアの左の膝からは血が出ていた




「勝負あったね
ルッスーリアには もうあのパンチを防ぐ術がない」


「笑かすよな
あのヘンタイ」




どうやらヴァリアー側はルッスーリアの負けを認めているようだ




「右拳が光って見えたぜ
よくやったな了平 コラ

さあ帰るぜ京子!」


「な…何なの この赤ん坊!!」


「コロネロくん!」




子供嫌いな花は宙にいるコロネロを不思議に思う

コロネロは京子の手を引っ張りだした
花はその後を追って行った




「……」


「……う
うう」


「緊張感のある いい戦いだったぞ
さあ リングをわたしてくれ」


「!
いやっ いやよ!」


「!?」




了平にリングを渡すことを拒むルッスーリア




「わたしはヴァリアーよっ
片足だって勝ってみせるわ!
楽勝よ!!おほほっ」


『………』


「すごい執念だ……!!」


「ちげーぞ」


「!?」




ツナの言葉にリボーンは否定をした

アスナは少し暗い顔をする




「さあいくわよ!!続けるわよ!!早く!!」


「!?……?
何をあせっているのだ…」


どんっ!!

ドキャッ!!!




目を疑う光景が現れた
ルッスーリアは誰かに背中を打たれ倒れた

それを見たツナ達は顔を青くした




「やる時はやる
さすがボス補佐だねゴーラ・モスカ」




ルッスーリアを撃ったのはゴーラ・モスカというヴァリアーだった




「あいつ…
味方を!!」


「どーなってやがる…」


 
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