ヴァリアー編「最強ヒットマン」

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「お兄さんが起き上がった!!」


『笹川先輩!!』




了平は汗が脱水症状を起こしながらも立ち上がった




「あなたと私じゃ肉体の出来が違うの
灼熱のライトの中ではもうもたないでしょうに

さっさと死んで私の死体コレクションになりなさいな」


「いいや…!
まだだ!!」


「立ってもいいことないわよ
あなたのパンチは通用しないんだから」


「ああ…
確かに通用しなかった…

左はな…」


「!」




確かに了平がパンチをした左拳はルッスーリアには通用しなかった…

右拳はまだ使っていない




「そーいや
フゥ太達を助けた時から左しか撃ってねーな」


「Σえ!?」


「そうだ
右は一度も撃ってねーぜコラ!」


『…!?
一度も!?』




アスナはツナ達と離れながらも話を聞いていた




「で…でも、なんで…?」


「一つは細胞を休めてベストな状態にもっていく目的がある

もう一つは奴が晴の守護者だからだ」


「!?」




了平は右拳をギュッと握った




「この右拳は圧倒的不利をはね返すためにある!!!」


「んまぁ
これは傑作だわ!滑稽だわ!」




そう言ってルッスーリアは笑い出した




「何がおかしい!」


「あなたの温存しているパンチがどれほどのものか知らないけど
当たらないと意味ないのよ」


スススス…




ルッスーリアが早いスピードで移動し
ルッスーリアが三人もいるように見える

そしてルッスーリアは了平の顔面を殴った




『笹川先輩!!』


「お兄さん!」


「大丈…夫だ…」




倒れた了平は立ちがあった




「いくぞ…」




了平が構えをした時、ルッスーリアが再び瞬間移動をしだした




「そこか!」


「!」


「うおぉお!
極限太陽(マキシマムキャノン)!!!」




了平は右拳でルッスーリアを思い切り殴った

ルッスーリアのサングラスはパリッと割れた






 
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