ヴァリアー編「最強ヒットマン」

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「すなわち9代目が後継者と認めたXANXUS様率いる7名と
家光氏が後継者と認めた綱吉氏率いる7名です

そこで
真にリングにふさわしいのは どちらなのか」


「命をかけて証明してもらいます」


「場所は深夜の並盛中学校」


「詳しくは追って説明いたします」


「え!?
並中でやんの!!?」




まさかの決戦場所は並中になってしまった




「そして、今回は雪の守護者が存在し」


「雪のリングに選ばれたアスナ様は勝利した後継者側に付く決まりになります」


『なっ…!?
勝利した継承者側に…』


「それでは明晩11時
並盛中でお待ちしています」


「さようなら」




―――‐‐…




と言うわけでリング争奪戦の説明が終わったのだ




ガチャ……




『あ…』


「アスナ…」




ドアを開けるとツナとバッタリ会った
昨日のことで眠れなかったんだろう疲れが顔にでていた




「お…おはよ…」


『はよ…
寝不足か?顔が青いぞ』


「……う…うん…
なんか…自信なくなっちゃって…
怖いんだ…殺されるんじゃないかって」




ツナは小刻みに震えている




『オレは…』


「??」


『オレはXANXUSの守護者なんてなりたくねーぞ』


「え…」


『オレの守護者になりてーから雪の守護者になったんだ』


「で…でも最初は嫌がってたじゃんか」


『最初はな』


「!」


『オレはお前が率いるボンゴレに入りたい……
そう一瞬 感じたんだ

だから……負けるな…』




そうツナに言ってアスナは学校へ行った




『…あれで少しは楽になっただろうか』


「それは本人次第だな」


『!!』




足をピタリと止めたアスナ
目の前の電信柱にダレンの姿があった




「沢田綱吉側の守護者になるといいな」


『聞いていたのか…』




アスナは再び歩き出した

そんなアスナについていくダレン




 
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