ヴァリアー編「最強ヒットマン」

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『……!!
(そーだ…!!)』


「??」


ガッッ!




アスナは攻撃をいったんヤメて鎌の構えを変えた




「(なんか思いついたか…)」


『いくぜ…』




両腕を広げてアスナは回転した

回転したアスナの周りには強い風が出来た




「そんなことして攻撃の準備しても
敵はまってくれねーぜ!』




今度はダレンからアスナに襲いかかった




『はあああああ!!』


「!?」




アスナは周りにあった風をダレンへと誘導した
そして、風に向かって鎌を振った
風はやがて竜巻に変わりだした

ダレンは竜巻に包まれ浮き上がった




「そんな脆い風、オレには気かね…」


ザシュッ!!


「?」




急にダレンの腕が切れた

一部だけではなく数ヶ所切れ始めた




「へぇ〜」




やがて竜巻も止み、ダレンは地面に尻餅をついた

竜巻に巻き込まれた後のダレンの体は傷だらけでかなりの血が出ていた




『…ハァ…ハァ…』


「やるじゃねーか」




ダレンは重傷なのにその場を立ちアスナに近づいた




『結構な深傷だ
動くと血が足りなくなってくぞ』


「心配無用、オレは痛みを感じねーから
それに……」


『……!?』




ダレンのキズがだんだん塞がっていった




『ダレン…おまえ一体…』


「さーって!
まずは第一段階終了だ!!」


『コラ!
無視すんなっ!』


「時が来たら教えてやる」


『!?』


「今は自分のことだけを考えてな」




ダレンはアスナを通りすぎた




『あ!おいっ!!
どこ行くんだよ!?』


「風呂だよ風呂…
血を洗い流すんだよ

おまえもキズだらけだし
風呂入りやがれ!」


『風呂……』




 
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