ヴァリアー編「最強ヒットマン」

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『で、何しにきたんだよ
邪魔すんだったら帰れ』


「話は簡単だ
おまえ強くなりたいんだろ?」


『それがどーした』


「オレでよかったら
おまえを鍛えてやってもいいぜ?」


『!?』




ダレンの意外な言葉に同様するアスナ




『なんのマネだ?』


「別に、可愛い義妹のためにオレがやれることを言ったまでだ」


『何今更、兄貴面してんだ!
おまえは家族をッ…
ファミリーをッッ……!!』


「少し黙ろーぜ」


『何をッ……ぐぅッッ!』




ダレンに片手で首を絞められた




「おまえは黙って従えばいい
強くなりたいんならな」


『かはっ!』


ドサッ…!!


『ゲホッ!ゲホッ!』


「と、言うわけで修行始めるぞ
あと10日なんだろ?」


『くッッ…!』




アスナはダレンを睨んだ
その目を見てダレンは鼻で笑う




「フッ…いい目だ」




そんな2人を影で見ている家光がいた
もちろん2人は気づいていない…




「(アスナとダレン…
何ともいう組み合わせだが、今はコレしかない

アスナにとって過酷…
いや…憎い修行になるが、我慢してくれよ…

これもお前のためだ)」




家光はダレンを見た

その時、ダレンと家光の目があった




「!!」


「……ニヤッ…




家光を見た瞬間、ニヤリとあざ笑うかのように笑った




「(気づいていたか…
恐ろしい奴め……)」




ダレンは家光の目を逸らし
アスナを連れ、修行場所へ行った




「がんばれよアスナ…」




こうしてアスナの修行が始まった―…





 
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