黒曜編「最強ヒットマン」

□27
1ページ/5ページ





『えっ…オレがぁ〜!?』


「おまえしかいないだろ」


『別に他の奴でもいいんじゃ…』


「お前しかいないんだ、早く行ってこい」


『ったく…』




何故、アスナがこんなに
不機嫌かと言うと、さっきリボーンに
山本を迎えに行けと言われたからである

獄寺は重傷で今はシャマルの
トライデント・モスキートで
命を取り留め元気だが、
いつ副作用がくるかわからない…

ビアンキは何故か山本に厳しいので不安

だからまだ狙われている山本を
守ることができるのはアスナしか
いなくなった




『…着いた…』




山本の家はすし屋だから客もきていた
アスナは店の前に山本を待った




ガラガラっ―‐…




「おっ、篠崎!」


『おせェー』


「わりィわりィ、
茶と寿司の用意で手間取った…υ」


『行くぞ』




山本とアスナはツナの家に行くため
歩き出した




『言っとくが、オレは今回の件では
手を出せないことになってる―…
だから自分の身は自分で守れよ』


「え…じゃあ、もしよ
相手が篠崎に攻撃してきたら
どーすんだ?」


『そりゃ、
攻撃をよけるに決まってるだろ』


「そうか、篠崎強いのになっ
少し残念だぜっ」




こんな時もいつもの笑顔を浮かべた山本
まったくコイツって奴は…




「ま、もし篠崎に何かあったら
オレが守ってやるよ!」


『はぁっ!?』




山本の一言に動揺するアスナ




『あのな…υ
仲間思いなのはわかったけどよ…υ
オレは守ってもらわなくとも
一人で自分を守れるっての…υ』


「じゃあ、守らせてくれよっ」


『まだ言うか!だからオレは…!』


「篠崎を守りたいんだっ」


『……!!』




山本は真剣だ…目を見てわかった




 
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ