黒曜編「最強ヒットマン」

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「だ、大丈夫なのか!?」


『うまそーなタコだな』


「食べモンじゃねーぞ」




レオンの尻尾が切れてから
いろんなものに変身するレオン




「レオンいろんなものに
変わりっぱなしだぞ」


「尻尾が切れて形状記憶の制御が
できなくなってるんだ」


「ΣΣなんじゃそりゃ〜!?」




驚いている間に遠くから
ガラガラという音が聞こえた




「どきなさい!!」


「!?」


「また並中生がやられた!!」


「え!?」


『!!』




やられた並中生はさっきまで病院にいた
風紀委員の副委員長、草壁だった

病院に出てすぐやられたらしい




『黒曜の奴らの仕業だな』


「だってヒバリさんが
敵をやっつけに行ったはずしゃ…
も…もしかしてヒバリさん…)

まっさかー、あのヒバリさんが
ケンカで負けるわけないよねー」


「レオンをたのむぞ」


「あっ、おいリボーン!」




リボーンはレオンをツナに渡し
草壁のもとへ行った

そして草壁の口を開いた




「あ…君…」


「4本か」




草壁から離れツナ達のところへ戻った




「おい、何してんだよ!!」


「他に考えにくいな」


「!?」


『なにがだよ?』


「ケンカを売られてんのは
ツナ、おまえだぞ」


「へ!?」


『!?』




リボーンの口からは意外な一言が出てきた




「ケンカ売られてるって
どーいうことだよ!!」


「おまえは被害者が
何本歯を折られたか覚えてるか?」


「え?何本って…

さっきやられた草壁さんが
4本っていってたよな…」


『そして了平が確か5本だったよな』


「了平の前にやられた森山ってのが6本だ
その前の押切が7本、その前の横峰が8本
その前の奴が9本、その前が10本だ」


「あ……!
数字がきれいに並んでる!!」


「気づいたか?
最初に襲われた奴は24本全部の歯を抜かれた
それから順番に
1本ずつ抜かれた数がへってるんだ」


『じゃあ、奴らは歯で
カウントダウンしてるってことだな…』




 
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