黒曜編「最強ヒットマン」

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朝の出来事だった…
いつもどうりに朝ご飯を食べていた沢田家




「並中大丈夫なの?
また襲われたらしいじゃない」


「何それ?」


『お前知らねェのか?』


「この土日で並盛中の風紀委員8人が
重傷で発見されたんだぞ
やられた奴は、なぜか歯を抜かれるんだ
全部抜かれた奴もいたらしいな」


「ΣΣえ〜!?マジでー!?」




衝撃な事実に驚くツナ




「な…なんでそんなことすんだ?」


「さーな」


「ねーツナ、
護身用に格闘技でも習ったら?」


『あ!それいいな!』




ママンがツナの為に格闘技を進めるが…




「ΣΣなんで、そーなるんだよ!!」


「そりゃ心配だからよ!
自分の身は自分で守らなきゃ
それに男の子は強くなくっちゃね!」


「だな」


「よけいなおせわだよ!
つーか、オレかんけーないから!
不良同士のケンカだよっ

やられてるのは
風紀委員ばっかりなんだろ?」




確かに風紀委員だけがやられている…
そのことを考えてみると
ツナはまったくの無関係だ




『まあ、もし襲われたとしても
オレは強いから大丈夫だけどな』


「あらっ、アスナちゃんだって
女の子なんだから少しは強い男の子に
頼ってみたらどう?
例えば山本君とか獄寺君とか!」


『あいつらにぃ〜!?
逆に足手まといだっ!!』


「ΣΣひでぇーυ」




そういう会話をしながら
ツナとアスナは家を出て学校へ行った




「ったく〜!
オレは関係ないって言ってるのに〜!!」




家を出る前、ママンに空手や剣道などの
チラシを渡されたツナ




『並盛はこんなに
スポーツしてるとこがあんだな』


「母さんいつの間にこんなに集めてんの?
おまえら雇った時も
チラシ見てだったよなあ」


「フゥ太がいれば、ツナに向いた
格闘技ランキング作ってもらえんのにな」


「いらないよ、そんなランキング」


『それか了平のボクシング部に
入ればいーじゃねーか』


「じょ…冗談じゃないよ!
スパルタで殺されるよ!」




通学路を歩いていると
妙に風紀委員が集まってる所があった




 
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