番外編
□シンデレラ
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とあるお屋敷に悪母と二人の悪い姉達がいました
その下の妹、シンデレラは父が死んでから毎日 仕事ばかりをさせられていました
「ちょっとシンデレラさん
ここにホコリが残っていますよ」
『はい、お姉さま』
「あ、シンデレラちゃん
ここにもホコリがあるよ」
『はい、お姉さま……って!!
ハル、京子!!
お前らちゃんと悪い姉達の役やれよ!!
全然 悪意感じないんだけどぉ!!』
シンデレラも少々 反抗的な部分もありました
「何を騒いでいるのかしら？」
「「お母様」」
「シンデレラ…
まだ掃除が終わってないでしょ
早くすませなさい
さもないと、ポイズンクッキングでお仕置きよ」
『今 ポイズンクッキング関係ないから!!!』
とにもかくにも、変わった家族でした
そんなある日、シンデレラの家に良い知らせがきました
それは とあるお城の王子が結婚相手を探すために
お城で舞踏会をひらくことにしたのです
『舞踏会か…
オレ…あ、わ…私も行きたいな…』
「ガハハハ!!
シンデレラも行けばいいじゃん!!」
「％＃＊☆◎」
シンデレラには友達がいました
それは屋敷に住み込んでいるネズミ達
『でも、ドレスがないんだよ』
「だと思ったもんね!!
あれを見やがれ!!」
『おまえ どんだけ上から目線なんだよ!!』
シンデレラはネズミ達が指差す方向を見ました
そこにはピンクでキレイなドレスがあしました