番外編

□右腕の座
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『ったく、めんどくせー』




獄寺から放課後に裏庭に来るように言われたアスナ
それもかなり怖い顔で…




「待ってたぜアスナ…」


『おっ、獄寺来てたのか

で、用件はなんだ?』


「オレと勝負をしろ!」


『………え…?』




今更ながら思うが…
なぜ勝負を…?




『あのな……
一応 忠告するが、オレはお前より強いぞ

圧倒的にお前が負けるだろ』


「それはは知っている」


『じゃあ勝負は…』


「だが、オレはお前と戦う」


『!?』




なんだが今日の獄寺は意地を張っているように見えた

さて、その訳を聞こうではないか




「オレはお前が10代目の家に居候してるところから腹を立ててんだ」


『だって、しょーがないじゃん
ツナの家庭教師なんだからさっ』


「ああ、だから そこは多目に見てやる

だがな…
オレが一番 腹を立てているのはな…」




獄寺は怒った顔でアスナに指を差した




「お前が10代目の右腕の座を狙ってるってことだ!!」


『ΣΣはぁ!!?』




アスナは今までの記憶をたどってみるが
一度も自分がツナの右腕になるなんて言ってない

ましてや、そんなこと思ったことがない




『バカか!!!
オレがいつ ツナの右腕になるって言ったんだよ!!?』


「リボーンさんから聞いたんだよ!!」


『Σお前それ騙されてるから!!』




 
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