番外編

□バレンタイン
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『え…?
チョコ……?』


「うんっ!
アスナちゃんも一緒に作らない?」




今 京子に一緒にチョコを作らないかと誘われている
チョコと言う言葉に教室にいる男子達はアスナ達を見た


なぜチョコ?と思うが
そういえば、もうすぐバレンタイン

本命チョコやら友チョコやらで大変な日々が続くらしい




『うーん…
別にオレはいいんだが……

チョコ渡す奴いねーし…
ものづくりとか苦手だし…』




確かにアスナは何かを作ることは苦手だ…
この前、家庭科の調理実習で卵焼きを作ったら、まる焦げになってしまったのだ

作れるとしたら、おにぎりぐらいだ




「大丈夫だって!
ハルちゃんやビアンキさんもいるから」


『Σビ、ビアンキも!?』




ビアンキが作るものは全てポイズンクッキングになってしまう…
大丈夫なのか……υυ





「それに、渡す人だっているでしょ?」


『え…?』


「ツナ君や獄寺君や山本君とかっ」


『あ、そーいえばいたな…』




アスナはツナ達を何だと思っていたのやら…

とにかく、話しは進み
バレンタインの日にツナの家でチョコを作ることになった




―――‐‐…




『えー…

板チョコ3枚に生クリーム50g……』




ってなわけで、今 アスナ達はツナの家でチョコ作りをしていた




『京子、これからどーするんだ?』


「えっとね

チョコを湯煎で溶かして、生クリームをいれるんだよ」


『湯煎…?』




 
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