番外編

□部活巡り
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『運動部に…?』




転入したばっかりのオレに担任が話しかけてきた
内容は“部活”だ

どうやらオレの身体能力に目をつけたらしく、運動部に入ることを進めてきた




「ああ
体育での授業でおまえが活躍するところを見てな

これは 是非とも運動部に入ることを進めたい!」


『悪いんですが、オレ どこの部活も入る気ないんで
さようなら』


「おまえはそれでいいのか!」


『ΣΣ!?』




急に担任が怒鳴った
いきなりのことだったから、アスナは少し驚いた




「その才能をいかさずして どうしろってんだバカ者!!
自分に自身を持て篠崎!!!」


『(あ…熱いなオイ…υ)』




かなり熱血な先生だ……
このノリにさすがのアスナもついていけない

さて、この状況をどう乗り切る…?




―――‐‐…




『はぁ〜…
結局 断れなかった……』




アスナは担任の熱血さに負け
只今 部活巡りをしている

もちろん 運動部の…




『まずは……』




アスナはある部のドアの前に立った
そして、ガラッとゆっくり開けた…




「うわぁっ!」


『Σ!!』




ドアを開けた直後に生徒が飛んできた
アスナはそれを危機一髪でよける

その生徒はボコボコになっていた




「立ち上がれ!!
おまえの本気はこの程度か!!」


『さ…笹川先輩……υ』


「ん!?
そこにいるのは篠崎ではないか!!」




建物の中から了平が出てきた
そう、アスナが最初に来た部活はボクシング部だった




 
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