日常編「最強ヒットマン」

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「いってきまーす」


「いってらっしゃい」




ツナが学校に行った




「あらアスナちゃんは
まだ行かないの?」


『俺はツナみたいな
ドジじゃないから大丈夫だ』




とは言いながらの
さすがに時間もヤバくなってきたから
家を出ようとした




『んじゃあ行ってくる』


「はい いってらっしゃい」




家を出ると他中の女子が
家をジーッと見ている

あまりにも怪しい…




『なんか用でもあんのか?』


「はひっ!」


『人ん家ジーってガン見してたら
怪しまれるぞ』


「すっすみませんっ」




少女は走り去って行った




『何だったんだ…υυ
…ってヤベッ!遅刻するっ!!』




―――‐‐…




学校も終わり教室は誰もいなくなった

いや約1名いる




『さて…みんな帰ったな』




ドサッ!!!




アスナは机に
たくさんの手紙を置いた

そうコレは男子からの
ラブレターだった




『毎日困るんだよな…υ
ってか今時ラブレターって…』




家で捨てたら何か言われるから
毎日 教室で処分している

だが直ぐに処分しても
書いた本人が可哀想だから
文章はちゃんと読んでいる




『えーっと何々…
【前から好きでした。
良かったら付き合ってください。】

【篠崎の魅力に惹かれました。
好きです。返事待ってるぜ。】』




違う人が書いているのに
何故か書いている内容は同じだ




『【好きな人はいますか?
いなかったら僕と
お付き合いしませんか?】』


「それ全部読むのか?」


『!!』




真後ろから声がした

振り向くとそこには
ユニホーム姿の山本がいた




『なんだお前か…』


「驚いたか?」


『別に』




再び手紙を読み始めた




「篠崎も大変だな毎日」


『お前もな…
腕まだ治ってないだろ完全に』


「あははは」




苦笑いをする山本…

アスナは半分ラブレターを
読み終わった




『あぁ〜…
目ぇー痛ぇっ…』


「偉いな全部読むなんて」


『別に偉くねーよ』




 
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