日常編「最強ヒットマン」

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「アスナ!リボーン!
大変だーー!!」


『なんだよウルサいなぁ』




家に帰ってきたツナが
大慌てで二階に上がってきた




「外!ジュース!鳥が!」


「んっ?」


「んぎゃあぁあぁ!!」




リボーンの顔は
カブトムシだらけだったので
ツナは驚いた




「おまえ樹液分泌してんのー」


「これはオレの夏の子分達だぞ
情報を収集してくれるんだ」


『子分が虫ってドンだけってな』


「それって虫語話せるってことかよ!」


「おかげで情報がつかめたぞ
ビアンキがこの町にきてる」


『マジかよυ』


「ビアンキ…?誰だよそれ」


「昔の殺し屋仲間だ」


「なんだってーっ」




ピーンポーン




「イタリアンピザでーす」




チャイムが鳴った
ツナは階段を下り玄関へ向かった




『来たようだな』


「ああ」




リボーンは立ち上がり
下へ下りていった

アスナは面倒くさいせいか
一歩も動かない


数分してツナ達が戻ってきた




「なんなんだよあの女は〜〜!?」


「あいつは毒サソリ・ビアンキ
っていうフリーの殺し屋だ

あいつの得意技は
毒入りの食い物を食わす
ポイズンクッキングだ」


「また変なの来たなーっ!!
どーなってんだよ
おまえんとこの業界!!」


『これが殺し屋の世界だ』


「カッコ良く言うなよ!!」




ツナの顔が青ざめてきた




「ってか おまえ あいつに
気に入られてるっぽいよな」


「ビアンキは俺にゾッコンだぞ
つきあってたこともあるしな」


「はぁ!?
つ…つきあってたって
あの女がおまえの彼女だった
ってコト……!?」


『リボーンは意外にモテモテなんだ』


「ビアンキは愛人だ」


『四番目のな』


「お前ら意味分かって
言ってんのかー!!?」




リボーンは四本指をたてて
自慢気にいう




「と…とにかくなんとかしろよ!!
あいつ俺の命狙ってんだぞ!」


「ツナ…人はいずれ死ぬ生き物だぞ」


『そしてお前は早死にする生き物だ』


「急に悟るなーーっ!!!」




―――‐‐…




今日は学校の家庭科で
おにぎり実習がある

まさにめんどくさい行事だ




 
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