チョイス編「最強ヒットマン」
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〈アスナさん！
今すぐミルフィオーレの基地の攻撃を開始してくれ！〉
『……』
〈アスナさん！！〉
目の前のダレンを見ながら
ほう然としてるアスナ…
今は何も頭の中に入らない
〈悲しいと思うが今最優先することは
ターゲットのところに行って倒すことだ！〉
『………』
もう動く気力もない……
何もできない
無力な自分に幻滅してしまう
〈アスナ…〉
『……山本………？』
〈おまえの気持ちはよくわかる
でもそこで立ち止まったら
全てが終わるんだぞ…〉
山本の言葉が妙にジンとくる
〈オレの知ってるおまえは
人を絶対に見捨てない
まっすぐな人間だ！〉
『………そうだな…』
アスナが立ち上がった
ソラを匣に戻した
そして氷のじゅうたんを作り
それに乗り、じゅうたんから雪の炎がでできて
前へ進んでいった
〈アスナさん急いでくれ！
桔梗がこっちに来てる！〉
『なに！？』
アスナは止まった
そして方向を逆にし、入江の元へ進んで行った
〈アスナさん名にやってるんだ！
君の目的は…『おまえを守らないと負けるんだよ！』
アスナはものすごいスピードで進んで行く