チョイス編「最強ヒットマン」
□105
1ページ/4ページ
ドアの先にいたのは10年後のスクアーロだった
マグロをディーノに渡した
「遅かったなスクアーロ
生徒がおまちかねたぜ」
「え?生徒…?」
その言葉に山本は少し嬉しそうにする
「オレの修業の家庭教師って…」
ガッ!!
ドガッ!!
「がはっ!」
スクアーロが山本を殴り蹴ったりした
その光景に一同怯えだした
そして気失った山本を担いだスクアーロ
山本から血が大量に出ている
「このカスはあずかっていくぞぉ」
ここはスクアーロに任せるしかない
山本のことはスクアーロの方がよく知っているから…
「アスナこっちこい」
スクアーロに呼ばれ、部屋を出た
みんなが山本を心配している中
アスナは一人だけ平常心を保っている
「山本のことだがな…
少しだけこいつに恋愛感情とかを出さないでくれねーか」
『……っ
わかってる
修業に集中させるためだろ?』
未来に来てから、山本の唯一の弱点はアスナだった
大切なものがある限り、不安もたくさんある
そのことばかりを思い、戦いに隙ができてしまう