チョイス編「最強ヒットマン」
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「よっ、お呼びですか?」
一人の男が扉を開けた
扉の先には白蘭がソファに寝転んでいた
「やあダレンくん
久しぶりってこともないか」
「お前がオレを呼ぶってことは
なんかあったんだろ?」
ダレンは白蘭が座る向かい側のソファに座った
「綱吉くん達とチョイスをすることにしたよ」
「へぇー、あの10年前の沢田綱吉とか?」
「うん♪
だからダレンくんにはそれに参加してもらえないかな?」
「なんで?」
「綱吉くん側には雪の守護者がいるよ?」
ダレンの手がピタッと止まった
「ボンゴレの雪の守護者…
つまりアスナちゃんは結構手強いからね
それに滅多いない雪属性…」
「何が望みだ?」
白蘭はマシュマロを食べながらニコリと笑った
「雪の守護者を手に入れたい」
「………」
ダレンの目つきが変わった
白蘭を殺すような目で睨んでいる
「あ、やっぱりダメだった?」
「ダメ」
「やっぱり♪」
「あいつはオレの獲物…
それにお前はアスナを手に入れようとして
一回失敗してるじゃねーか」