ヴァリアー編「最強ヒットマン」

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嵐のリング争奪戦 翌日の朝…



『うぅ…』


バタン!!!




アスナは体中キズだらけで倒れた
息も絶え間なく、まさに瀕死状態だ




「おいおい、このくらいでバテんなよ
お前それでも雪の守護者か?」


『……ぅ…』


「早くこれに馴れてくれねーと次の段階にはいけねーぞ?

あきらめてヤメるか?」


ザッ―…




アスナはふらつきながらも立ち上がった




『まだ…大丈夫だ……』


「フッ…なら続けよう」




―――‐‐…




そして時間は過ぎ、午後の11時が近づこうとした




『(ヤバい!!!
すっかり時間を忘れてしまった!!!)』




アスナはダレンとの修行が終わり、並中へ向かうところだった

体中は修行のせいで、包帯でグルグル巻きだった




『ごほっ!ごほっ!
(薬の副作用か…?)』




アスナはポケットにある薬を手にとった

この薬は以前、シャマルからもらった薬である




『何だこれ?』


「風邪薬だ…
お前 風邪なんだってな」


『なんでそれを…』


「ダレンっていう小僧から聞いた

とりあえず、それ飲んで治しやがれ」


『………
…サンキュー』


「ただし、あんま飲みすぎるなよ
風邪は治るが、飲みすぎたら かなりの副作用がでるからな

あまりにも風邪が続くよーだったら、自力で治せ」





と、冷たい言葉もあり今に至る

シャマルの忠告も無視し、薬を何日も飲んでいた


本当はこんなことしたくはなかったが、自分はこんな風邪になんかで
修行を休みたくなかったからだ


そしてアスナは並中へ着き、中へと入って言った

室内に電気が付いていて、廊下へ行くとツナ達が先にいた




「獄寺ーッ ファイッ」


「「「オーーー!!!!」」」


『………υ』




今回の円陣は皆、恥ずかしがらずに円陣を組んでいたツナ達

そのメンバーにはバジルもいた



 
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