ヴァリアー編「最強ヒットマン」

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雷が落ちる雨の中、純粋なオレンジ色の炎は消えることなく燃え続けている…




「!」


「!!」


「!!」


「なっ」


「なんだ…?」


「あの炎は……!!!」




獄寺達はツナを見た




「だ…誰だ?」


「まさか…」


「ツナ…?」


「……ああ…
まちがいねえ……

あれは10代目だ!!」


「だな
ありゃツナだ」


「うむ、あんなことかできるのは
沢田しかいまい」




雰囲気が変わっても、ツナだと気づいた獄寺達…
さすがはツナの守護者でもある




「なるほど

エレットゥリコ・サーキットの導体は金属でできていて熱を伝達する働きがある

その熱が避雷針のくびれ部分まで伝わり溶解したため重量に耐えきれなくなり倒れたんだ」


「でも聞いてなかったぜスクアーロ

あんなバカでかい炎を出せる奴がいるなんて」


「………

(どーなってんだ あのガキ……
5日前とはまるで別人だ
何をしやがった…

家光の仕業か…いや…

9代目が寵愛し、奴の家庭教師につけたというアルコバレーノかぁ!)」




アスナはスクアーロを見てクスッと笑った




「……いくら大事だって言われても…
ボンゴレリングだとか…
次期ボスの座だとか…

そんなもののためにオレは戦えない」


「!」


「「「!!」」」


「「!!」」




ツナの言葉に一同驚く
そしてツナの額の炎が消えていった




「でも……友達が……
仲間が傷つくのはイヤなんだ!!!」


『………』


「ほざくな」


ドッ!!!!!


「がっ!!」


『!』




ツナが誰かによって突き飛ばされた




「うわああ!!!」


「10代目!」


「ツナ!」


「く……うう…」




ツナは攻撃された方向を見た
そこには黒い人影があった




『!!』


「あっ!あれは…!
XANXUS!!!」




 
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