ヴァリアー編「最強ヒットマン」

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『……はぁー…』




アスナは大きなため息をついた
そりゃそーだ…
昨日の事を思い出すとため息をだってつきたくなる




―――‐‐…




「同じリングを持つ者同士の
ガチンコ勝負(バトル)〜〜!!?」


「ああ
あとは指示を待てと書いてある」


「指示…!?」


「お待たせしました」




森の中から2人組の女が出てきた




「今回のリング争奪戦では」


「我々が審判(ジャッジ)を務めます」


「我々は9代目直属のチェルベッロ機関の者です」


「リング争奪戦において我々の決定は9代目の決定だと思ってください」




チェルベッロの2人は9代目の死炎印のついた紙を出した




「9代目は
これがファミリー全体を納得させるためのギリギリの措置だと おっしゃっています

異存はありませんか?
XANXUS様」


「………」


「ありがとうございます」


「待て異議ありだ

チェルベッロ機関など聞いたことがないぞ
そんな連中にジャッジをまかせられるか」


「異議は認められません」


「我々は9代目に仕えているのであり
あなたの力の及ぶ存在ではない」


「なに…っ」


「んまあ 残念ね〜」




門外顧問である家光の異議は認められなかった




「本来 7種類のハーフボンゴレリングは
ボスの持つ1組と門外顧問の持つ1組
計2組存在し

跡継ぎの式典の際に
9代目と門外顧問の2人が認めた7名に
2組のリングを合体させた
完全なるボンゴレリングの状態で継承されるものなのです

ですが今回
入異例の事態となってしまいました」


「2人がふさわしいと考える7名が食い違い
それぞれが違う人物に一方だけを配ったのです」




 
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