ヴァリアー編「最強ヒットマン」

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アスナは竹林広がる森にいる
そして麒麟斬を持ち冷静になっていた




『………』




アスナの目の前に無数の笹の葉が落ちてきた
そして――……




シュシュシュッ!!




音もなく笹の葉はすべて均等に斬られた




『………(何かが違う……)』




アスナはゆっくり目を開けた




『……これじゃあ…ダメだ…』


「おおッ、苦戦してるな」


『!!?』




後ろを振り返ると馴染みのある人物が座っていた




『ダレンッッ…!!』




そこには岩の上に座っているダレンがいた




「聞いたぜ、おまえ雪の守護者になったってな」


『誰にそんなことを…』


「誰だったけなー…
確か、沢田 いえもち?
いや…いえやす だったっけか?」


『家光』


「あっ!そうそう それ!」


『何でおまえと家光が会ってんだよ
ってか、おまえは凶悪犯なんだぞ』


「聞きたいか?」




ダレンがアスナに近づいてきた




「後悔するなよ…」

『!!?
(まさか…
家光とダレンには何か秘密があるのか…!?)』




アスナはゴクンと息をのんだ




「実はな家光がおまえにリングを渡してるところを見てな
それで知ったんだよ」


『………、は?』




ダレンを見るアスナ…
ダレンはニコニコと笑っている




『ΣΣ聞いたじゃなくで!
れっきとした盗み聞きじゃねーかぁ!!』


「ま、いいじゃねーか
どっちみち 意味は同じなんだし」


『違うわボケ!!』




久し振りにダレンにあってツッコミをさせられたアスナ
少し疲れ気味になる




 
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