ヴァリアー編「最強ヒットマン」

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「Σなぁ!?
オレ以外にも指輪配られたの〜〜!!?」


「そうだぞ
ボンゴレの伝統だからな

ボンゴレリングは初代ボンゴレファミリーの中核だった7人が
ボンゴレファミリーである証として後世に残したものなんだ

そしてファミリーは代々
必ず7人の中心メンバーが7つのリングを受け継ぐ掟なんだ」


『これが…』




アスナは自分のリングを見た
リングは何だが冷たい感じがしてきた




「ΣΣそれで後継者の証とかってー!?」


「10代目!!」


「!?」


「ありがたき幸せっス!!
身のひきしまる思いっス!!」


「(Σめっさ喜んでるよ!!)」




獄寺の目からは感動の涙が流れている




「獄寺のリングは【嵐のリング】
山本のは【雨のリング】
それからアスナは【雪のリング】だな」


「そーいや違うな」


「ん?そーか?」




山本と獄寺は互いのリングを見た




「なんだ…?
嵐とか雨とか雪とか……
天気予報……?」


「初代ボンゴレメンバーは個性豊かなメンバーでな
その特徴がリングにもきざまれているんだ

初代ボスはすべてに染まりつつ
すべてを飲み込み包容する
大空のようだったと言われている

ゆえにリングは【大空のリング】だ

そして守護者となる部下達は
大空を染め上げる天候になぞらえられたんだ

すべてを洗い流す恵みの村雨
【雨のリング】

荒々しく吹き荒れる疾風
【嵐のリング】

なにものにも とらわれず
我が道をいく浮雲
【雲のリング】

明るく大空を照らす日輪
【晴のリング】

実体のつかめぬ幻影
【霧のリング】

激しい一撃を秘めた雷電
【雷のリング】」


「……?
あれっ、アスナの雪のリングは?
ってか雪のリング合わしたら
7つじゃなくって8つになるじゃん」


 
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