チョイス編「最強ヒットマン」
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「まずは器物破損のことを聞こう…」
雲雀はアスナのアゴを掴み
問いただした
『あれはちょっと力を加えたら勝手に壊れた』
「じゃあ遅刻は？」
『寝坊』
「授業遅刻」
『めんどくさかった』
「無断早退」
『めんどくさかった』
バンッ！！
トンファーを壁に叩き込みアスナを睨みつけた
「答えが同じだよ
生徒トラブルは？」
『生徒トラブル……』
記憶の限り、学校での生徒トラブルはなかったはず…
アスナは黙り込んだ
『生徒トラブルってないぞ……？』
「あるよ
山本武とのトラブル」
あ……
そういえば、いろいろあったな
と、今頃おもってしまう
「たまにケンカして
君の八つ当たりでいろいろ困ってるんだよ」
『(いや、もはやそれ生徒トラブルじゃねぇしυυ)』
「後で山本武もかみ殺さなきゃね」
その言葉にピクッとしたアスナ
雲雀の手を振り払い
今度はアスナが雲雀の手首をつかんだ