番外編
□不思議な薬
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『…………』
まったく変化がない
むしろものすごく喉が潤った
『なんだ、面白くねーな』
ピンポーン…
チャイムがなった
そういえば今日は山本が来るんだった
宿題くらい自分でしろっての…
「よっ、世話になんぜっ!」
『ったく、こっちだって忙しいんだから…な……』
バタッ!!!
「アスナ!!?」
体全体の力が抜け、床に座り込んでしまった
「大丈夫か!」
『触るな!!』
「えっ…?」
意外な一言に山本はポカンとしてしまう
そんな中、アスナの体の中で何かが起こっていた
じわじわと熱くなり、力が抜けていく
『ぐぅっ…!!!』