チョイス編「最強ヒットマン」

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「やはりお前のことだったんだな
でかくなったなユニ」


「はい
リボーンおじさま」



どうやらリボーンの知り合いらしい
リボーン曰く、知り合いの孫だそうだ




「はじめまして
ボンゴレのみなさん」




頬をほんのり赤くさせ笑うユニ
その笑顔をみたツナ達は顔を赤くした



『おい…』


「いてててっ!」




山本の顔をみたアスナは
山本の耳を引っ張った




『悪かったな
オレにあんな可愛さがなくて』


「いやいやυ」




「すっかり顔色もよくなっちゃって
元気を取り戻したみたいだね
ユニちゃん♪」


「……病気でもしていたのか?」


「ちがうよ…
白蘭サンの手によって……
魂を壊されていたんだ」




その言葉に一同驚きを隠せなかった

白蘭らブラックスペルの指揮権を手に入れるため
彼女を口利けぬ体にしたのだ




「人聞きの悪いこというなよ正チャン
ユニちゃんが怖がりだから
精神安定剤をあげてただけだよ」


「いいや
あなたはブラックスペルの全身である
ジッリョネロファミリーのボスだったユニとの会談で
無理矢理 劇薬を投与して
彼女を操り人形にしたんだ
そうだろ?ユニさん…」




白蘭の不気味な笑いが出てきた
それにアスナが気づく




「でもその間私の魂は
ずっと遠くへ避難していたので無事でした」


『避難…?』


「白蘭 あなたと同じように
私も他の世界へ翔べるようです」




不気味な笑いで一転
白蘭の顔は驚きで満ち溢れた




「話を戻します
私はミルフィオーレファミリー ブラックスペルのボスとして
ボンゴレとの再戦に賛成です

あの約束は…
白蘭と入江さんとの再戦の約束は
本当にあったからです」




なぜユニがそんなことわかるのかわからない

その時だった
白蘭の顔が真顔になる




「元気一杯になってくれたのは
嬉しいんだけどユニちゃん

僕の決断に君が口出しする権利はないよ

僕が迷った時は相談するけど
君はあくまでナンバー2だ
全ての最終決定権は僕にあるんだ」


「……」


「この話は終わりだよ」


「…そうですね…
わかりました……


では私はミルフィオーレファミリーを脱会します




 
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