チョイス編「最強ヒットマン」
□111
2ページ/6ページ
そしてユニはツナの方に体を向け
あるお願いを告げた
「私を守ってください」
驚きの一言に一同驚きを隠せなかった
「ま…守るって…
ブラックスペルのボスなんじゃ…!?」
「私だけじゃありません
この−−−
仲間のおしゃぶりと共に」
ユニの手の中には
亡きアルコバレーノのおしゃぶりがあった
「勝手に持ち出しちゃだめじゃないユニちゃん
それは僕の73コレクションだ」
「ちがいます…
これは私が預かったものです…
それにあなたが持っていても
それは73とは言えません
なぜなら」
おしゃぶりが全面に光だした
「おしゃぶりは魂なくしては
存在意義を示さないのです」
『(…なんだ…?
なんだか、胸がそわそわする…)』
アスナは胸を抑え、おしゃぶりの光をみた
「なるほど…
そういうわけか!!
すごいよユニちゃん!
やればできるじゃないか!!
やはり僕には君が必要だ
さあ、仲直りしようユニちゃん」
白蘭がユニに近づこうとしたが
ユニに拒まれた
「もう、あなたには
私達の魂を預けるわけにはいきません」
「なーに勝手なこと言ってんの?
それ持って逃げるんなら
世界の果てまで追いかけて奪うだけだよ」