黒曜編「最強ヒットマン」

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ツナと骸の戦いの最中――…
ツナは小言弾を撃たれた効果で額には死ぬ気の炎が灯っていて、死ぬ気弾の時より冷静になっている


骸はツナの攻撃によって床に倒された




「クハハハハハハッ!!」




骸が急に笑いはじめた




「ここまでとは、うれしい誤算だ
君の肉体を手に入れれば知略をはりめぐらさずとも
直接ファミリーに殴り込み、マフィア間の抗争を起こせそうだ」


「!」


「マフィア間の抗争がおまえの目的か」


「クフフ…まさか…
僕はそんなちっぽけな男ではありませんよ
僕はこれから世界中の要人の体をのっとるつもりです

そして彼らをあやつり、この醜い俗界を純粋で美しい血の海に変える

世界大戦…なんてベタすぎますかねぇ」




ツナとリボーンは黙り込んだ




「だが、手始めはやはりマフィア―…
マフィアの殲滅からだ」


「なぜマフィアにこだわる」


「恨みか」


「おっとこれ以上話すつもりはない
君は僕の最強形態によって僕のものになるのだから。
見るがいい!!」




骸の体から得体の知れない人物が出てきた




「………幻覚だ
こんなもので…」




ガガッ!!!




「!!?」




幻覚がツナを通った時、ツナの顔面に何かが当たった




「くう…」


「幻覚につぶてを潜ませたな
油断しやがってバカツナめ」




骸がツナの真上に飛んできた




「(もらった――…!!!)」


『そうはさせないッ!』


「「「!!」」」




グサグサッ!!




「ぐっ!!」




骸の体にナイフが刺さった



「ツナ」


「わかってる!!」




ツナはグローブに炎を大量にだし、骸の後ろにまわった




「!!また背後に!?」




ドガッッ!!!




 
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