黒曜編「最強ヒットマン」

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骸には六道輪廻という能力(スキル)がある

六道輪廻とは人が死ぬと生まれ変わって
地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人間道、天界道のいずれかへいくということを差す

骸の体には前世に六道すべての冥界を廻った記憶が刻まれていて、6つの冥界から6つの戦闘能力(スキル)を授かったらしい

そして、さっきの能力(スキル)は―…




「第二の道、餓鬼道は――…
技を奪い取る能力(スキル)」




獄寺はダイナマイトをツナに向かい投げた




ドガガガガガヮ!!




「ひいいいい!!ぐわっ!!」




ツナは転んだ




「乗っ取った上に前世に刻まれたという能力も使えるのか」


「クフフフ」




ビアンキ達の片目が「二」の文字から「六」の文字に変わった




「え!?」




ボゴァッ!!!




「うわあぁあ!!助けてー!!!」




地面からマグマみたいなものが噴火してきた




「できれば君は無傷で手に入れたい」


「降伏してくれていいんですよ」


『どうしますか?』


「ひいいい!!!もーダメだあ!!」


「学習しねー奴だな、これは幻覚だぞ」


「おっと君は―…
自分の心配をした方がいい」


「!」




リボーンの目の前にダイナマイトがきた




ドガガン!!!




「うわあああ!
リ…リボーン!!」


「こんなものではないはずだアルコバレーノ」




そうすると煙の中からリボーンが出てきた




「見つけましたよ」




グサッッ!!!




「ああっ!!」




アスナから剣を受け取りリボーンを刺した犬…

しかし、刺した感触は無く、剣を抜くとリボーンの姿はなく帽子だけ刺さっていた




ビュッ!!!




「久々に感じる実戦の空気だな」


「リボーン…!」




リボーンは帽子を犬から奪い返した




 
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