黒曜編「最強ヒットマン」

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「情けねぇ声出すな」


「ΣΣブフッ」




リボーンはツナの近くへ行き、ツナの顎を思い切り蹴った




「だ…って…オレ…どうしたら…」


「いいかツナ」




リボーンはツナの胸ぐらを掴み、ぐいっと近くに寄せた




「おまえは誰よりもボンゴレ10代目なんだ」


「!?」


「おまえが気持ちを吐き出せば、それがボンゴレの答えだ」


「!!」


「オ…オレの…きもち…?」


「クフフフ、家庭教師もサジを投げましたか
彼の気持ちは“逃げ出したい”ですよ
それとも“仲間のために逃げられない”……かな?

まあ、どのみちこの僕には適いません!!!」


「うわあああ!!」




犬が骸の剣をツナに振りかざした




グサッッッ!!!




「「「!!?」」」


『かはッッ…!』


「アスナ!?」




骸の剣に刺さったのはツナではなくアスナだった




「な…なんでッ…
おまえ骸に乗っ取られたんじゃあ…」


『バカが…オレがこんな奴に長い時間乗っ取られたりしねーよ…』


「またもや、初めてですよ
憑依された体を取り戻されるなんて
やはり、ただ者ではありませんね鬼人アスナ」


『がはッッ…!!』




犬は骸の剣をアスナの体から抜いた
アスナは吐血し、ツナの所に倒れたこんだ




「アスナッッ…!」


『…おまえが早く骸倒さねーから…こーなっちまったじゃねーか…』


「やべーな、傷口が深くて血が大量にでてるぞ」


「そんなッッ…!!」









 
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