黒曜編「最強ヒットマン」

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「けっこー、やばかったな」


「獄寺君!!」


『生きてたか!!』


「ΣΣ!!!10代目!!アスナ!!
どーしてここに?」




獄寺もアスナ達が来たことに気がつく




「いや…あの…もしかしてなんだけど…
獄寺君が黒曜中の奴に狙われてるって…
噂みたいのがあって……」


「ΣΣなっ、そのためにわざわざ!!
恐縮っス!!今やっつけたとこっす!!」


「ΣΣえー!
じゃあやっぱり本当だったんだー!!」


『さすが3位の実力をもつ男…』




なんだか獄寺の機嫌がとても良かった




「(つーか…返り討ち…ですか…?
やっぱ、この人つえーっ…)」


「そのへんに転がしといたんで…!?」


『……?どーした獄寺?』




獄寺の顔つきが変わった




「ΣΣな、いない!!」


「えっ?」


『……?』




獄寺の見た先が気になり
アスナ達も見るが、その先には
ダイナマイトで爆発した
黒い煙りだけがあった




「手間がはぶけた」


「ひいいいっ!!」


『な…なんだ…!?』




声がした方へ見ると、
黒曜の制服を来た生徒が血だらけで
ボロボロな姿で立っていた




「(この人が黒曜の…
こ…こんなやばい人にねらわれてんの?)」


『(普通の人間とは違う臭いがする…)』


「気をつけてください
奴の武器はヨーヨーです!!」


「そんなこと言われても
怖くて…動けないよ…」


「な!?」




黒曜生がヨーヨーを振り
ヨーヨーの中から針が出てきた




『ツナ!!』


「ひいっ!!!」




ザシュ!!




アスナは目を見開いた
目の前の状況が有り得なかったからだ

針に刺さったのはツナではなく…




『獄寺ァ!!』


「10代目…逃げてください」


「Σえ……!!?」




獄寺の身体から血が大量にでた




「うわぁ!!獄寺君!!大丈夫!?
獄寺君!!」





ぱしっ!




ヨーヨーを再び持った黒曜生……




「壊してからつれていく」


「(どーしよー!!)」


『……くっ!』




To be continued
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