☆小説『ディアイザ』☆
□敬愛
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「隊長!もうよろしいのですか?」
「あぁ。心配をかけてすまなかった。」
「いえ、今日の執務は滞りなく終わりましたので、隊長はお休みください。」
「へ〜、さすがシホだね。」
「副官にはまだやってもらう事があります。」
「え〜!?明日じゃ駄目?」
「・・・・・ザフト軍から除隊されても良ろしければ、構いませんが?」
「げっ!!やりますっ!!!やらせてくださいっ!!」
「・・・・・手続きは時間かかりそうか?」
「いえ、メールでのやり取りで大丈夫です。ですがアーク・エンジェルが近々オーブに帰還しますので、早めに処理をしないといけません。」
「そうか。迷惑かけてすまない、シホ。」
「いえ、こちらこそ・・・申し訳ありませんでした。私が付いていながら・・・・・隊長を・・・あん・・・な・・・」
「シホ!?」
「私じゃ全然・・・役に・・・立たな・・・・」
「そんな事はない!今回の事は俺の自己管理不足だ。シホが気にする事じゃない。」
「それに・・・・・悔しくて・・・思わず副官を・・・」
「俺は気にしてないよ。だから泣かないで?シホ。」
「そうだ!こんな奴のために泣く事はない!」
「いや、本はと言えばイザークが倒れたりするからじゃない?」
「何だとっ!!それを言うなら貴様が艦を離れたりするからだろう!!!」
「どっかの誰かさんが、変な事、考えなければそんな事しませんでした!」
「き、貴様ぁぁあ!!!」
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