鬼灯-夢想禄-
□重陽の章
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竜尊「楽しそうな事してるじゃないか‥(ふっ)」
木の影からスッと現れた竜尊‥
魁童「!り‥竜尊!?なななな‥何しに来たンダヨ!!///」
竜尊「こんな面白そうなこと、俺が見逃すと思ってんのか?(ニヤ)」
突然の訪問者に驚く二人。
竜尊は魁童を一瞥して、楽しそうに微笑む
祢々斬「なっ!?竜尊、てめぇ、魁童に手出すなよ!!(ジロッ)」
そんな竜尊に祢々斬は容赦なく睨み、叫ぶ‥
竜尊「手を出すな…か。じゃぁ聞くが、お前ら付き合ってんのか?そうでなかったら、俺にだって権利はあるよな?」
そんな事もお構い無しに、楽しそうな竜尊‥
祢々斬「なんだと?…確かに付き合ってる訳じゃないが‥。今まで俺と一緒に居たんだ、お前の出る幕じゃねぇんだよ!」
竜尊「一緒に居たからなんだ?ただ傍に居ただけで、魁童をお前のモノってのは可笑しいじゃねぇか。それなら…玖々廼馳は、俺のモンなのか?違うだろ。」
祢々斬「くっ‥、ああ言えばこう言いやがって!!おい、魁童っ!お前はどうなんだよ!?」
痛い所を付かれ、苛立ちを露わにしてきた祢々斬はその矛先を魁童へと向けた‥
魁童「!お‥俺は、俺は…!!」
祢々斬「!」
竜尊「!」
魁童「…選ぶなんて…できねぇ…。二人とも……大事な仲間だし…こんな…俺のせいで争うなんて……嫌だ(泣)」