鬼灯-夢想禄-

□旅の恥はかき捨てるな
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突然の出来事に固まる姫


優凪(なんで?どうして??)


竜尊は、そんな考えを読み取ったように口を離した

竜尊「何故って‥思ってんだろ?…相変わらず鈍いよな」

ふっ‥と溜め息を漏らし、耳元に顔を寄せ…

竜尊「…交合しに来たに決まってんだろ」

そう囁き、姫の耳朶を優しく舌先で転がす…

その甘い刺激に、ビクリと反応してしまう。

優凪「‥ぁ!///交…?(よく分からないけど、ヤバい意味の様な気がする!!)」

必死に両手で竜尊の動きを制してみるも、耳からの刺激で上手く力が入らない…

優凪「ぁ…ネ、祢々斬…達は?‥一緒に…ゥ…居たんじゃない‥の?」

震える手で どうにか竜尊を引き剥がし、祢々斬達の様子を訊ねる。

見付かれば どんな大事になるか…
こんな状況だというのに、竜尊の身を心配してしまう…とんだお人好しだ。

竜尊「…情事の最中に、他の野郎の名前出すか?」

眉を顰め、また溜め息をつく。

しかし、その顔には妖しい笑みが浮かぶ…

竜尊「祢々斬達は今頃…」
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