****
□11
2ページ/6ページ
メンバー達は榊監督に呼ばれて、早速練習に入っていた
一方麻希は一日目の仕事はほとんど無いため休んでおくように言われてしまい、建物の中をウロウロしていた
「外行って見ようかな」
「ちょっとそこのあなた」
声に振り向くといかにも怪しそうなおばあさんが立っていた
「私のこと?」
「そうです」
「何か用?」
「私は占い師…あなたには今好きな人がおられますな?」
「えっ!」
おばあさんの言葉に顔を赤く染める麻希
「うむ、素直な反応でよいの」
「う…」
(誰にも話したことなかったのになんでわかるの!?)