日吉短編夢
□ツンデレラ（中編）
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「日吉！ちょっくら寄って行きや」
（げ…）
「忍足先輩…」
「たこ焼きうまいで〜…ってうぉ！？なんやこのえらい可愛らしいお嬢さんは！」
「俺の幼なじみです」
「はじめまして」
ﾆｺｯ
「うっ…めっちゃ可愛ぃやん…」
ｷﾞﾛ
七子の笑顔にやられた忍足をすごい形相で睨む日吉
「……」
「他の所もまわりますので失礼します」
「さようなら」
忍足は日吉だけに聞こえるように言った
「誰かにとられんようにな」
「！何言って…」
「若ー！次あっち行こ」
七子が大声で俺を呼んだ
「ﾊﾞｯ…恥ずかしいことすんな！」
「だって若遅いんだもん」
「うるさい。…行くぞ」
「もー」
お前が悪いんだよ
あんな笑顔見せるから
あの笑顔を
俺だけのものにしたい