デジモン無印
□Act4.Dilemme
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「あっ太一だ」
下駄箱の前で太一を見付けた
朝練終わったのかな?
「太一っ!おはよう」
「おう!今日は遅いな、寝坊か?」
にやにやしながら言う太一
「う…そうだよ悪い?」
「まあそう怒るなって!間に合ってんだからいいじゃねぇか」
「そうだけど…太一はいつも朝練してるの?」
「ああ、雨の日以外はだいたいやってるな」
「テスト前も?」
私も太一に負けないくらいにやにやして言ってみた
「俺にはテストなんて関係ないんだよ」
「そんなこと言ってると今度こそ留年するよ」
「へーきへーき!なんとかなんだろ!」
「お気楽だなぁ」